一方、インプラントで使われる人工の歯冠にはセラミックが用いられるのが一般的だ。セラミックは耐久性が高いだけでなく、審美性が高くて、見た目の美しさも天然歯に近い。形状や色も他の天然歯に近づけて作ることができるので、見た目からほとんどインプラントであるとわかることはないのだ。
日本では1980年代からインプラント治療が試みられている。ただし、初期の治療ではチタンを使用しないなどの問題があったため、成功率が低く、「インプラントは信頼できない」という認識が長らく広まってしまった。その後、専門の医院が相次いで開業されるなどの動きがあり、一般的な治療法になってきている。
インプラントは、1回、もしくは2回の手術で行うが、2回が一般的だ。まず、最初の手術で顎骨に穴を開けてインプラント体を埋め込み、定着するまで数ヶ月待つ。その後再度歯肉を切開して、上部構造を取り付ける。1回の方法でも、いきなり上部構造まで取り付けるわけではなく、定着を待つのは一緒だ。
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March 10th, 2008